動作の基準と意識の集中
その1.動作の基準を持つ重要性
例えば、左下勢独立の後ろに出す左足の位置は、右足の踵の延長線上だ。
この基準を知っていれば、自分で練習する時も正しく動くことができる。
日によってあっちこっちに足を出して、動きが一定しないのは、この動作の基準を持っていない、あるいは基準を知らないことが原因になっている。
日によってあっちこっちに足を出して、動きが一定しないのは、この動作の基準を持っていない、あるいは基準を知らないことが原因になっている。
動作の基準がなければ、毎回いいかげんに動くことになり、太極拳の上達は望めない。
その2.集中すること
その2.集中すること
太極拳を演じている間、意識は、自分がどう動いているか、自分の周囲はどのような状況になっているのかを感じていなければならない。
自分がどう動いているかもわからず、ただほんやりと動いているのは、太極拳とは言えない。また、一つのことに集中するあまり、視野が狭まり、他のことが意識されないのもだめだ。
太極拳を演ずるにあたっては、自分の身体の動きを意識しつつ、周囲の状況も広く視界に入れていることが要求される。
細部と全体を同時に意識し把握するのはとても難しい。
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