2013年8月27日火曜日

太極拳入門 昨日の練習

準備体操、
椿站、
開脚前屈ストレッチ、
足上げ:前方&回し(動作の確認のため4回+8回1セットを2回)、
易筋経

进步、退步、楼膝拗歩、倒巻肱、野馬分髪の練習。

その後、流れで套路を最後まで。
整列し直して套路2回
男性、女性の2グループに別れて套路の練習、套路3回

バーを使って肩のストレッチ2種

肩のファンクショナルストレッチ3種
肩甲骨の柔軟度テスト

足上げ:軸足を踏み出す勢いで、素早く「蹴り上げる」、足を単に「上げる」のとは違う。

動作の間、軸足でしっかりと立つ。体や両手がフラフラしないように。
完全に軸足で立つ。回す方の足は、着地時に体重をかけない。

開脚前屈:『膝を伸ばす』『つま先を自分の方に引き寄せる』のがポイント。



2013年8月20日火曜日

太極拳入門 昨日の練習

準備体操
開脚前屈 ストレッチ
足上げ:前方、横回し 各 8回1セットで3回くらい
易筋経
进步、退步、楼膝拗歩、倒巻肱の練習
その後、所々説明しながら套路を最後まで
套路2回
残り10分、足の運び方を中心に各自練習

練習項目は
进步、退步、搬攔摧

《脚の強度》
完全に軸足で立つ。そうして自由になった足を出す。
出した足にすぐには体重をかけない。いつでも元の位置に引き上げられる余裕を持つ。
体重移動は滑らかに。急にがっくりと体重をかけないように。
以上のことを実行するには、軸になる足の筋力が必要

《踵の位置、つま先の方向》
足を上げて踵を着く時、もう一方の足の踵との距離に注意。必ず握りこぶし1個分開ける。
踵をついた後は、つま先の方向に注意。いつも決められた方向につま先を向ける。
足の間隔や、つま先の方向が間違っていると、次の動作の時、身体のバランスが崩れる原因となる。

《全般的な足の運び方》
太極拳の足の動きは、基本的に普段の歩く動きと同じ。
膝を必要以上に持ち上げないように。




2013年8月15日木曜日

太極拳の学び方

太極拳を学ぶのは難しい
 難しさの原因は、学ぶ人の「年齢」と太極拳の「複雑さ」に依るところが大きい。


年齢

 太極拳を学ぶ人は年配の人が多い。若い時は、学ぶべきことがたくさんあるので、毎日が勉強だが、年を取ると、もう知るべきことは既に知っていて、新たに学習する機会は少なくなっている。学習の習慣が失われ、脳はものを覚えにくくなってしまっている。太極拳の各種動作を覚えにくくなっている所以だ。




複雑さ

 太極拳は動作の種類がたくさんあり、且つ、動きが複雑だ。この種類の多さと複雑さが、太極拳の難しさの原因となっている。


 太極拳は手、眼、身(身体)、歩(足)の総合的な動きによって形成されているのだが、

例えば、手一つを取ってみても、上腕、前腕、前腕の内側、外側、肘、手首 虎の口、指、等の各部分が、それぞれ一定の動きをし、それらの動き一つ一つを意識していなければならない。手以外の眼、身、歩についても、同様に各部分の動きを動作の間中、意識し続けなければならない。


 また、太極拳の動きの要素に「時間」『空間(方向)」「角度」「タイミング」がある。
「時間」は動作の速度
「空間」は自分と自分を取り巻く環境との関係(方向)。例えば、室内では窓の方向、鏡を背にして右、左など。目印のない広い空間では東西南北など。
「角度」は自分の身体と手や足、視線との関係。つま先の角度、左足を斜め後ろに出すなど。
「タイミング」は、身体各部のすべての動きの調和と同時性。
例えば、全身の動きの始まりと完成を一致させる。右と左、前と後ろなど、互いに関連のある動きの調和。手眼身歩をバランス良く同時に動かすなどなど。


 陰陽
  体を適切に動かし、体各部の動きを同期するには、套路の間中、常に自分の身体を意識しコントロールする必要がある。そのためには意識を動作に集中する必要があるのだが、もう一方で、太極拳は、体を緩め、リラックスした状態で行うことも求められている。集中とリラックスという、一つにするのが不可能なものを統合することが求められているのだ。



2013年8月12日月曜日

太極拳の学び方


太極拳を演ずるにあたって注意すること

意識
全身の状態を常に把握する。特に、視界に入っていない足や手は忘れがちなので、意識を行き渡らせるように注意する。

定義
動作の定義を言葉で説明できるように。何回も練習を繰り返すうちに、だんだんと細部がおろそかになることがある。動作の定義を言葉で説明できればそれを防ぐことが出来る。

リラックス
足は体重を支えて緊張していても、上体をはリラックスさせる。緊張を外に見せない。しかし、緩めすぎない。
チャンスがあればいつでも腰を緩める。緊張するべき時以外はいつでも緩める。

動く
演舞の間、身体はいつでもなめらかに動いていて、決して止まらない。


中国語の成句


视而不见
shì ér bù jiàn 
〈成〉見れども見えず;重視しないこと.注意を払わないこと.
视而不见,听而不闻
見れども見えず,聞けども聞こえず.

用心
1気をつける;心をこめる.
用心听讲
一心に講義を聞く.


人の言葉を聞いても何も耳に入らない。
毎回、同じことを注意されるのに慣れて、聞き流してしまう。


2013年8月8日木曜日

中国語の成句


牵一发而动全身
qiān yī fà ér dòng quán shēn

〈成〉髪の毛一本引っ張ると,体全体が動く
〈喩〉ごく小さな事柄も全局に影響を及ぼす

2013年8月6日火曜日

太極拳入門 昨日の練習

準備運動のあと、
『脚裏側のストレッチ』
その1.
開脚、腕組みをして身体を前に倒して肘を床につける
ポイントは身体を前に倒す時頭を上げること
脚は全開の状態から徐々に狭くして、難易度を上げ、
肘が届く限界まで挑戦。

その2.

左脚のかかとを両手で摑んで
頭を上げた状態で
脚に顎を限界まで近づけて5秒キープ
同じことを右脚も…

初めてだったので少し大変だった。
各自鏡を見ながら、正しい姿勢になっているかを確かめながら練習した。
このストレッチは、慣れるまでは自分でやらないように、と先生から注意があった。

ストレッチの後、

膝上げを数回して筋肉をほぐし、
足上げ
ストレート前
回して
右足の甲を左手で、左足の甲を右手で打つ
それぞれ8回づつを3-4セット

休憩のあと、易筋経

膝の軽い屈伸体操をしてから
进步退步
楼膝拗步、倒巻肱を数回

套路1回

前回同様

石井さんグループ下勢独立の練習
峯村さんグループ、長井さんグループそれぞれ部分練習


残りの人たちは単鞭、雲手、単鞭、高探馬の練習。

最後の15分ほどは自主練だったのでしっかり練習をした。




| Style : Background0, Font0, Size16 | Tags : 太極拳 |

2013年8月1日木曜日

太極拳の学び方


太極拳を学ぶにあたり心がけるべきこと

第一に、指導者の指示や説明を聞くときは、意識を集中して注意深く聞く。そして、後日、その人の言葉を、自分の言葉でもう一度整理しなおしてみる。理解したことを、自分なりの言葉で表現すると、相手の言葉がよりはっきりと理解でき、自分のものとして吸収しやすくなる。その上で、自分が理解した通りに、実際に身体を動かしてみる。その動作を繰り返し練習する。

第二に、太極拳を演じる時は、自分の理解した通りに堂々と演技をする。自分の太極拳への思いや、動きのイメージと、自分の体とを一致させるように努力する。自分の演技に自信が持てないのは、太極拳に対する自分なりの思いやイメージが無いことが原因だ。間違えても良いので自信を持って自分の演技をするように。間違えたら、そのときもう一度理解し直して、動作を修正していけば良い。