2013年11月28日木曜日

太極拳入門 11月25日の練習

準備運動、易筋経、背筋の運動、足の筋トレ
開歩・収歩、站椿 、
手を上げ下げする動作、膝を曲げて手を上げ下げする動作、
手揮琵琶(止めて軸足の筋トレ)
進歩、退歩、野馬分鬃、摟膝拗歩、倒巻肱、攬雀尾、套路を通して練習
単鞭、雲手、単鞭の復習
グループに分かれて套路の練習2回
肩のストレッチ2種類、骨盤と背骨の調整、腕回し、腕上げ、肩の筋トレ、
腿裏のストレッチ、足上げ 前と斜め

足の筋トレ;下までしゃがむスクワット。手は前に出して体の前で大きな円を作るように動かす。
背筋の運動;しゃがんだ姿勢で、手で両方の足首を持ち、背中を思いっきり反らす。
腿裏側のストレッチ;立ってするバージョン

注意されたこと
易筋経;ぼんやりしていて間違えた
進歩;足を出すとき左45度へ。左足が正面を向いていた。
倒巻肱;後ろへ下がるとき背中で押すように。背中を意識。押している手が高すぎる。
雲手;重心をゆっくりと移動

2013年11月19日火曜日

太極拳入門 昨日の練習

準備運動 
易筋経、開歩・収歩、手を上げ下げする動作、站椿
膝を曲げて手を上げ下げする動作、手揮琵琶
進歩、退歩、野馬分鬃、摟膝拗歩、倒巻肱の練習
24式套路を通して練習
手揮琵琶〜右攬雀尾まで復習と練習5回
単鞭、雲手、単鞭の説明と練習

套路全般についての注意
  • 踵の幅に注意する
  • 頭の高さを変えない
  • 手,足、腰など全身の動きを連動させる
  • 止まらない
単鞭
 転身するときの足の動作
  • 左足踵を調整
  • 右足つま先を調整(90度)
  • 左膝を開く
  • 左足踵を右足踵の外側に下ろす
  • 左足へ体重移動して右足を碾脚
右足を出す時は、単鞭が完成した時に足が交差しないよう、踵を下ろす前に位置に注意する。
 右足つま先は、後の単鞭ができなくなるので、90度以上には内側に入れない。

雲手
 手の動作
  • 体の前で両手を、横長の楕円を描くように動かす
  • 楕円の左右の端で手が上下に入れ替わる
  • 楕円の右端(体の右側)で、右手が上から下へ、左手は下から上に動いて、肩の高さですれ違う。体の右端はこの反対
  • 両手の関係は、すれ違う前は「合」すれ違った後は「開」
  • 両手の関係を運動の方向でとらえると、上下の関係
体と足の動作
  • 左足を左横に接地したとき体・腰は右を向く
  • 右足を左足に引き寄せた時、体・腰は左を向く
体重移動
  • 体の右側で両手を上下に「合・開」すると同時に、腰を左へ回し始め、左足へ体重移動を開始する
  • 両手を体の動きと一緒に左へ回しながら右足を引き寄せる、両手が体の左側で上下に合わさったとき、重心はまだ左足
  • 両手を体の横で「合・開」させると同時に、左足と右足を踏み替えて、重心を右足へ移動する
  • 体を右に回しながら左足を左へ出す
両手を体の横で合わせるときに、体幹をしっかりと回す。回しきれないと動作がやりにくい。足も横に出しにくい。

先生のお話
 練習を効果的に行うために大切なことの一つとして、「正しい動作を覚える」という事がある。正しい動きを覚えていないと、教室で先生の話を聞いても説明が理解できないし、当然、自分で練習することも出来ない。正しい動作を知っても、そのとおりに動くのはなかなか難しいが、それは、今はかまわない。先ず、太極拳の正しい動作を覚えて、自分一人で太極拳を演ずることが出来るようになることだ。太極拳の上達のためにとても大切なことだ。

私が今日先生に注意されたところ
  • 進歩の練習のとき、姿勢が猫背、顎が出ている
  • 雲手のとき、体幹が回っていない



2013年11月13日水曜日

太極剣 11月

準備運動の後 手首の柔軟 剣指を上げる練習 劈剣 点剣 剣を回す 掛剣 撩剣 長拳剣
  • 手首の柔軟 手のひらを横にして前に出す。もう一方の手で上から手の指をつかんで後ろに引く 
  • 剣指の練習 掄劈と剣指を同時に完成させる(最初剣を持たないで、後で剣を持って)
  • 剣指を刺す(穿?) 左手の剣指をお腹に刺す→身体に手の甲をつけるようにして背中に回す→お尻を通って腿裏→上へ上げる。
    剣指は何かを刺しに行くように、あるいは引っ張られている感じ。
  • 掄劈 動作が終わったとき剣先がぶれないように。
  • 独立掄劈 独立になるまでの剣指と剣の関係は、双方の円状の動きが、逆方向に上下に同調するだけでなく、「開合」の関係も併せ持つ。
    「開合」は腕の動きだけでなく、股関節を回し、身体を合わせて、体全体で意識する。
  • 掛剣 身体、腰を完全に左右に回す。左右で1セット。普通に歩く歩幅で前に進む。剣は立円。肩を上げない。
  • 撩剣 剣は身体から離さず、なるべく近くを通す。足の動きに合わせて剣を運ぶ。剣を運ぶ間、柄を握る手は緩めておいて、最後に振り上げてしっかりとつかむ。切っ先を振り上げる動作と、剣指を反らす動作を同時に完成させる。
  • 長拳剣 動作と動作のつなぎに注意する。剣を握りしめたまま腕を回すと、剣の先が大きくぶれてしまう。剣柄の握りを緩め、手首を伸ばして、腕と剣を平行にし、腕と剣を同じ回転軸で回す。剣を回した後も引き続き手首は緩めたまま、肩で剣を運ぶ。
    「方向転換して劈剣」の動作のとき「虚歩を作る、剣指、劈剣、頭を回す」を同時に完成する。
後半の練習
左弓歩攔 右弓歩攔 左弓歩攔 進歩反刺 反身回劈 虚歩点剣 
独立平托 弓歩掛劈 虚歩掄劈 撤歩反撃 進歩平刺 丁歩回抽 
旋転平抹 弓歩直刺 収勢
  • 左弓歩攔 右つま先を外に広げ、腰と身体を右に回す。剣は回転させながら体と一緒に右へ。
    腰を緩める。剣を腰の辺りまで下ろす。
    足を出して準備。剣の切っ先を下げる。
    体重移動しながら欄剣
  • 右弓歩攔 右足を引き寄せ、腰を緩め、足を出し、体重移動と同時に欄剣
  • 左弓歩攔 1回目と同じ
  • 進歩反刺 腰、手首を緩め、剣の切っ先を下へ向け始める。
    腰を回し、剣を下に向けて刺す、剣指は上に刺す、剣を見る。
    身体を立てる。剣を立てる。
    腰を緩め、足を出して、刺す
  • 反身回劈 剣を立剣で体の前を水平に抽。
    剣を少し持ち上げてから振り向いて劈剣。劈剣の方向は斜めになりすぎないように
  • 虚歩点剣 身体を緩め、右足へ体重移動。少し身体を右に回わし、剣指を右腕に合わせる。
    膝を開いて左足を出す、剣指をお腹を経て左へ広げる、右腕は回転させてから上に振りかざす。
    左足へ体重移動。体を左へ回す。剣を振り下ろして点剣、剣指を合わせる。右足虚歩。
  • 独立平托 体を緩める。
    右足を後ろに出す。jiao剣。
    右足へ体重移動。体を回転。
    独立。剣を上げる。
  • 弓歩掛劈 左足を下ろし、つま先を外に向ける。掛剣。
    体を緩める。足を出す。
    体重移動。劈剣
  • 虚歩掄劈 膝を緩める。高さを変えずに後ろに下がる。肩から剣を沈め後方に撩剣。剣の方を見る。体重は右足。
    腕、手首をゆるめる。体を更に剣の方へ回す。体を起こす。体を起こしながら剣を回転。剣の方向を見る。まだ体重は右足
    体を前方に向ける。左足を出す。剣は更に回転させながら頭の上へ持ち上げる。
    左足に体重移動。(左足先の方向に注意)
    右足を虚歩にする。同時に剣を頭上から前方へ振り下ろす。
  • 撤歩反撃 体を少し左に回す。両手を体の前で合わせる、右つま先を斜め後ろに着地。右踵を内側に回転させながら体重を徐々に移動、左足を碾脚、体の方向転換と同期させて両手を広げる。
    完成時、左手は腰前、剣先は頭の高さ。体勢は楼膝拗歩と同じ。
    足の形の名称は、ここの場合、弓歩ではなく橫襠步(横裆步héng dāng bù)
  • 進歩平刺 左へ横剣、手首を緩めて返し、右へもう一度横剣。肩の横に剣を構える。足は丁歩。
    左足を出す。剣を腰に構える。(剣指を刺す準備は早めにする)
    左足に体重移動。剣を刺すのと剣指を上げるのが同時。
  • 丁歩回抽 剣柄が大きく円を描くように抽。左足を調整して正面を向く。 剣は体の前、みぞおちの辺りで斜めに構える。
  • 旋転平抹  三歩目に大きめに後ろに下がりながら両手を広げ、下に押さえる。(後ろに引かない、広げすぎない) 虚歩
  • 弓歩直刺 剣と剣指を腰に構える。足を出して準備。体重移動しながら剣と剣指を両側から会わせるように刺す。
  • 収勢 剣の高さを変えずにまっすぐに後ろに引く。体は完全に後ろまで下がる。
    体を右に回して更に剣を引く。剣を左手に持ち替える。
    左足へ体重移動しながら体を正面に回す。両手を肘を中心に、対称方向にまわす。
    右足を左足の横、肩幅に下ろす。
    ゆっくりと体重を中心へ移す。

先生のお話
 身体運動は実際に体を動かして練習しないと身に付かない。逆に言うと時間をかければ身体は変化する。なかなか上達しないと思っている人は、自分がどのくらい太極拳に時間をかけているか計ってみよう。意外に少ないことに驚くかもしれない。

 自分の身体がどう動いているか知るのは面白い。”自分はこう動いている”と思っていても、実際の自分の体の動きは違っていることが多い。

私の感想
 このところ何回か続けて「人の動作を見る」課題が出された。
 この課題を通して、自分が驚くほど何も見ていないことがわかった。人の動作を見る場合も、自分の動作を意識する場合も、正誤を判断する基準が無いと「何も見えない」ということを実感した。自分が練習をする際に、どうしてこう動くのかを理解して、もっと細かく自分の体の各部分の動きを意識しなければいけない。