準備運動、帯剣、撩剣、刺剣と剣の持ち方の説明、套路の通し練習5回くらい
準備運動
- 膝の曲げ伸ばし、しゃがみながら膝を回す
- 両手を上げて頭上で指を絡ませ、肩を後ろに引く。そのまま爪先立ち。
- 体幹を回す運動①
- 足を肩幅に開く。体幹を左右に回しながら拳を交互に前に出す。視線は正面。拳を出すときに息を吐く。
- 両腕を体の脇に沿って立円回転。腕の動きは左右逆方向。右腕が前回しだったら、左腕は後ろ回し。体幹は腕の動きに従って左右に振る。視線は正面。
- 体幹を回す運動②
- 【体幹を左に回す】足を肩幅に開いて立ち、右腕を体の前を通して左方向へ大きく立円で回す。頭の上を通って右脇へ戻す。体幹は腕の動きに合わせて左方向に回転させる。その際、足と骨盤は、重心をわずかに左に移動、右足のかかとを解放して骨盤を左にまわす。腕が右体側の位置にもどるのと同時に体幹を正面に戻す。
- 【右腕の動きに左腕の動きを加える】右腕を左前に振り上げる時、左腕は右後ろに振り上げる。体幹を左方向へ回しながら、左腕もそのまま大きく後ろ方向へ立円で回して、体幹が限度いっぱい左方向へ回った時に、両腕は頭の上付近で合わさる。体幹を正面に戻しながら、両腕を大きく立円で回しながら脇に戻す。
- 【体幹を右に回す】左腕を右方向へ、右腕を左後方へ立円で回す。以下、動きは上記と同じ。左右の運動を続けてリズミカルに行う。
《動作のポイント》
- 動きを滑らかに、止まったり考えたりしなくてもできる事が理想
- 正しい姿勢を保つ
- 体をねじるのでなく、骨盤を回す(骨盤の上に肩が載っている)
- 腕を立円で回す
- 腕を自然に回す
- 回転の方向に軸を少しずらす
- 右手を見る
《練習する時気をつけること》
- 壁を利用して腕が立円になっているかどうかチェックする
- 立円にならない原因は、体の軸がぶれている、骨盤が回っていない、体に無駄な力が入っていて腕が滑らかに動いていないなどである。
帯剣の動作の説明
- 剣を持つ手は、手のひらを下にする。
- 足と剣を同時に前に出す。
- 右腕を伸ばしきる少し前に剣の回転開始
- 骨盤を回しながら帯剣
- 帯剣が終わったら、骨盤と剣を緩める。
- 剣を体に引き寄せ、次の動きの準備。
帯剣の動作の注意点
- 剣を緩めた時、剣先がゆらゆらしないように。
- 剣は握りすぎない。
- 剣先が下がらないように。
- 緩めながらも、剣の状態は常に意識する。
- 動作の間、視線、意識は剣先に。
- 漠然と剣先の方向を見るのではない。
撩剣の動作の説明
左虚歩撩
- 平刺から剣と右足を引き寄せる。右足を出す、→ここまでは準備。剣は緩く握って運ぶ気持ち
- 右足を出す、体重移動、左足虚歩→この期間に撩剣。柄を握り、剣に体幹の力を伝え、切り上げる
- 柄が顔の高くらいまで切り上げる。
右弓歩撩
- 全体を緩める。左足を引き寄せる。剣を弧を描くように頭上から体の後ろに回す。
- 左足を出す。さらに右足を前へ、剣は体の動きに合わせて体に沿わせて前へ送り出す→ここまでは準備。剣は運んでいるだけ。
- 右足が左足を超えて前方に移動するあたりから、右弓歩の完成までの間に撩剣
- 完成時剣は肩の高さ。
注意点
- 撩の時息を吐く
- 剣に腰の力を伝える
- 撩の時以外は、剣は緩く握って運ぶ
- 足と剣の動作完成を合わせる。弓歩が完成しているのに剣がまだなのはダメ。
- 踏み出す足は普通に一歩出す。かかとを着いた後につま先を外向きに調整する
- 最初からつま先を外に向けようとすると歩幅が狭くなる。また、足が交差しやすい。
進歩反刺→反身回劈
- 刺剣を引いて反転する時、何かに刺さった剣だということを意識、一定の方向に滑らかに引き抜く。
- 体が反転した後、剣は体の後ろになるが、視線から外れた剣からも意識を逸らさないようにする。
- 意識が途切れると剣がフラフラと揺れてしまう。
私の感想
体幹を回す運動は以前から苦手だった。今回、動作の細かい説明を受けて、頭ではわかったので、自分で練習できそうだ。私の場合、左肩が右に比べて硬くて、肩に力が入ってしまう。素早く動こうとすると軸がずれてしまう原因の一つかもしれない。
左虚歩撩で体が左に傾いていたのを注意された(ような気がする)。
帯剣の剣の回転のタイミングも難しい。
撩剣は足の動作に比べて、剣が早すぎると注意された。
撩剣はではもう一つ、つま先の方向の調整も課題だ。つま先調整して体重移動して、虚歩になるのがすごく難しい。
頭でわかっても、「理解した通りに動けるようになるには、練習あるのみ」との先生の言葉でした。
体幹を回す運動は以前から苦手だった。今回、動作の細かい説明を受けて、頭ではわかったので、自分で練習できそうだ。私の場合、左肩が右に比べて硬くて、肩に力が入ってしまう。素早く動こうとすると軸がずれてしまう原因の一つかもしれない。
左虚歩撩で体が左に傾いていたのを注意された(ような気がする)。
帯剣の剣の回転のタイミングも難しい。
撩剣は足の動作に比べて、剣が早すぎると注意された。
撩剣はではもう一つ、つま先の方向の調整も課題だ。つま先調整して体重移動して、虚歩になるのがすごく難しい。
頭でわかっても、「理解した通りに動けるようになるには、練習あるのみ」との先生の言葉でした。
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